わかるさんのホロスコープについての大まかなリーディングと、
ご質問についての回答を下に書かせていただきます。
基本的には、大変幸運な方であり、宗教的なことにも関心を持っておられるようです。
外国語やコンピュータ、芸術関係のことなどにも優れていて、その教育も受けられたことがあるかもしれません。また、占星術を学ばれるのも良いと思います。
現在、(住む場所、仕事、付き合う人などの)何かに大きな変化があり得る時期に入って来ています。
>1.適職、才能について
月は新月で凶星からのアスペクトも受けていますから凶星化していると見ることもできます、しかし、9室を支配するヨーガカーラカ(赤本には書かれていない用語かも)で、友好の星座にあってある程度強さももあります。月は太陽と度数が8度程度離れていますので、それほど気にしなくて良いでしょう。
チャンドラマンガラ・ヨーガは、月と火星がコンジャンクションしているか、このホロスコープのD9にあるようにお互いにアスペクトし合っている場合に成立するとされています。しかし、総合的に見て、D1の月と火星のコンビネーションでも、チャンドラマンガラ・ヨーガの幾らかの影響は与えていると考えるのも良いのではないかと思います。
9-10のラージャヨーガはとても良く、また10室の支配星の太陽も強く、ダナ・ヨーガもあり、仕事での地位の上昇や収入の増加などのにとって大変良いです。
現在、マハー・ダシャーは月期ですから、その良い影響は全般にあると見れます。
適職について単純明快な答えを導き出すのは多くの場合難しいです。
会計関係とか、教師、政府関係の仕事など…。
宗教関係、NGO関係なども良いかもしれません。
>2.健康について
ラグナ・ロードの火星のラグナへのアスペクトは、ラグナにとって良いです。
高揚するヨーガ・カーラカの木星がラグナにもアスペクトしているので、更に身体にとっては良いです。
それほど気にされなくて良いです。
2室で逆行する土星が、マーラカとしては特に良くないと思われます。
(※アスペクトバックという造語は、何方かがネット上のインド占星術関係のサイトなど広められたようですが、ラオ先生の英語の原書にはアスペクト・バックという英語は書かれていませんし、多分、そのような英語は無いと思います。)
>スピリチュアルについて
ホロスコープからは、宗教的なことやスピリチュアルなことへの関心がおありで、また、直感的に感じることはある方で、知的な能力も優れておられると思います。
木星が高揚点をすぎていることは、気にする必要はありません。5室を支配し、9室で高揚する木星は大変良いです。
インド占星術は、タロットなどの占いとは、かなり異なる部分が多いです。
いわゆる霊感のようなものではなく、
インド占星術は、かなり論理的、多面的にチャートを見て分析しながら考えていき、答えを導き出して行くものです。まず、知的な能力が高いことが、必要条件となります。
したがって、驚くような素晴らしいリーディングを導き出すのに、直感の部分の閃きが本当に必要になるのは、多くの技法を身につけた後の、上級者になってからです。
以上、ご参考になれば幸いです。