結婚を早めたいということであれば、7室を支配して1室に在住し、7室にアスペクトする金星を強めるということになるでしょう。
運勢全般を強めると言うことであれば、牡羊座がアセンダントのあなたにとって好ましい宝石は、赤珊瑚、ルビー、イエローサファイヤと言うことになるのでしょうね。
現在のダシャーは木星期なので、木星が支配するイエローサファイヤが好ましいでしょう。
でも、婚期を早めたいということであれば、金星を強めるということなり、インドでの慣習に従えば、ダイヤの処方となるでしょう。
たしかに、おっしゃるとおり金星は2室と7室の両方のマーラカを支配します。
ダイヤの処方は、2室と7室を強める結果になるやも知れません。
しかし、2室には金運、7室には結婚運があります。
結婚運を強めたいのであれば、7室に関する惑星の宝石を処方するということになるのではないかと思います。
もともと宝石ですべての問題を解決することはできないでしょう。
そして、そもそも古典には宝石の処方は説かれていないそうです。
宝石の処方は、ほんらいのあるべき処方の姿ではないのかも知れません。
宝石の処方は常にリスクを伴うと理解しておくのが無難だと思います。
そのリスクを踏まえた上で、ご質問にお答えするとなるとこういう回答になってしまうのではないかと思います。
最後に、わたしならリスクの伴う宝石の処方をせずに、マントラをお勧めします。